テニスラケットの科学(196)  フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (48):伊達公子選手③ 省エネ・超効率的フォアハンド:テークバック(ウインブルドン2011-1回戦-映像コマ写真)

フォアハンドの構え(股関節ターン)からラケット面をかぶせながらのラケットダウンに着目です。

インパクトの0.3秒前あたりでわずかに腕の外旋が見られます。この腕の外旋(外側に回転)によって、腕でラケットを引かなくても、自然にラケットヘッドがさらに奥の方に深く確保されています。