テニスラケットの科学(183) フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (39):フェデラーのフォアハンド⑬ 高く弾んでくるボールをジャンプして打つ(地面を蹴らないフットワーク)
高く弾んでくるボールをジャンプしながらヒットしているフェデラ-選手のスロー映像です!
腕とラケットをストンと落とした状態で肩・上腕を外旋させて後方の深くて低い位置にヘッドを確保し,そこからボールに対して肩(肩甲骨)支点で一気にスイングするというのは、ジャンプする場合でも同じように見えます!
地面を蹴ることの重要性を指摘したり,地面からの反力を利用するという記事が昔から多く見られますが、フェデラー選手の軽やかな動きからは,地面を蹴ったり,踏ん張ったりしているようには見えません!
高い位置でヒットするために、身体全体の重心(丹田?)を下方から上方に持ち上げることによって、ジャンプしているように見えます!