テニスラケットの科学(317) :プロのストリンガーも知らないストリング:「スナップバック」の源流と用語の起源(20) :New String Theory(新しいストリング理論)19

● アインシュタインの眼* テニス 
(2) インパクトを見る!
動画:川副研究室 With NHK (3 repeats 1 min)
画像:プロ・テニスプレーヤーによるトップ・スピン打撃における
(1) ボールとの接触、
(2) ボールがつぶれた状態(接触してから 0.0025 秒後)、
(3) ボールが飛び出した瞬間(接触してから 0.0035 秒後)
  ラケットの移動距離は4~5センチ
・ 衝突速度が大きいほど、つぶれ量が大きいほど、ボールはストリング面から短い時間(接触時間)で飛び出します。
・ 接触時間が短くなる理由は、ボールとストリング面のバネ剛性(硬さ)が大きくなるからです。硬いものどうしが衝突するほど、短い接触時間で反発。