テニスラケットの科学(377)
:現代の高速テニスのテイクバックの解説に(再度)異見あり!
:プロのコーチも大誤解している構えとテイクバック⑤
:ジョコビッチ選手の構えとテイクバックを見る!
● ジョコビッチ選手も、十分に深いバックスイングback swing になっていますね!
(ラケット・ヘッドが真後ろ:最奥部のフェンス側まで行っています!)
● 「ラケット(ヘッド)を後ろに引くこと」というのが「テイクバック」(「バックスイング」)の定義で、インパクトするのは手ではなく、ラケットヘッドですから、ラケット・ヘッドの軌道に着目すべきです。
● 現代のスピードテニスでは、高速で飛んでくる相手のボールを移動して振り遅れないためには、「フォア」あるいは「バック」にコンパクトに構えた状態で走って移動し、足が決まったら、「テイクバック(バックスイング)」からフォワードスイング、インパクトまで連続して流れるように加速するのが特長です。
● すなわち、テイクバックして走るのではなく、「構え」の状態で移動して、ヒットするタイミングが来たら、「テイクバック」からインパクトに至るということでしょう!
● プロのコーチでも、「構え」と「テイクバック」(「バックスイング back swing 」)に混同(勘違い)が見られるようです。
● 海外では一般にテイクバックではなく、 back swing と言われているようです!
Sci377-映像-ジョコビッチ-20220325-124435(2).mp4