テニスラケットの科学(449)
研究の思い出
:スポーツと科学
: 演題と講師「テニスにおける科学と経験の接点―日本女子テニス選手の活躍の秘密を探る―」

〇指導者の立場から 小浦猛志(フェドカップ日本チーム監督)
〇研究者の立場から 友末亮三((財)スポーツ医・科学研究所)
司 会 川副嘉彦(埼玉工業大学工学部)

-創立100周年記念-
日本機械学会・関東支部・東京ブロック共催特別フォーラム〔協力 日本テニス学会〕
●開催日:1997年12月6日(土) 13.30~16.00
●会 場:早稲田大学理工学部57号館201教室
〔東京都新宿区大久保3-4-1/電話(03)3203-4141(代表)〕
●定 員 :300名
●参加費 :無料
●申込方法 :はがき,あるいはFAXにて「100周年記念特別フォーラム参加申込み」と標記し,(1)代表者 氏名,(2)住所,(3)連絡先電話番号,(4)参加人数,(5)参加者全員の氏名(できれば勤務先・所属部課・職名)を明記の上,申込締切までに下記にお申し込み下さい.多数お誘いの上お申し込み下さい.
●申込締切日 :1997年12月1日(月)
(その1)
● 趣 旨
スポーツは私達の生活に無くてはならないものになっています.
―昔前までは“水”と“油”の関係であると言われていました“スポーツ”と“科学”.それが今では切っても切れない関係へと姿を変えつつあります.
ストレスを解消するため,記録やメダルをめざすため……スポーツがどのような形で行われようとも,科学はそこに有益な情報を提供してくれるようになりました.
そこで,このフォーラムでは科学的データが現場に浸透しつつある「テニス」を題材としてとりあげます.
講師としては,伊達公子,沢松和子ら数多くのトップ選手を育て上げられた小浦猛志氏と,現場に役立つ研究を行う場として,日本テニス学会を設立された友末亮三氏をお招きします.
科学が現場にどう活かされているのか,ストローク,ボレー,スマッシュ,サーブの理想的な打法,あるいは指導方法はどうあるべきかなど,ウィンブルドン選手権などのビデオや実演をまじえて解説していただきます.
お話の中では,なぜ伊達選手が活躍できたかについて,エピソードをまじえてその打法の秘密にも触れていただきます.
これまでスポーツにあまり縁のなかった人にとっても,スポーツの新たな可能性というものを発見するきっかけになればと思います.
気軽にご参集下さい.
(追記)
当初は、引退宣言(1996年)した直後の「伊達公子選手」に(ダメ元で)講師をお願いしてみたのですが、さすがにダメでした。
引退した後も、シュテフィ・グラフ選手の「引退世界ツアー」で日本の対戦相手に指名され、エキシビション・マッチを行ったんですからね!
当時は、伊達公子選手は、まだ、現役状態でした!