テニスラケットの科学(778)
:テニスラケットの科学(764)の補足10 
:大谷翔平選手の打撃についての(世界の)王貞治さんの解説に異見あり!
:構えにおけるグリップ位置が深く、肩・上腕の回旋(切り返し)によるバット・ヘッド(バックスイング)のトップが深いのが特大ホームランの秘訣では!  (フォワードスイングの加速距離が長く、解剖学的にヘッドが下から上へ自然に出る)
:大谷翔平の知られざる強打のメカニズムを考察するMLB公式サイトの記事*を紹介

 大谷翔平選手の打撃技術についての解説記事が数多く見られますが、めずらしく(?)、的を得たような記事*がありました.
 ただし、文中に
“ Statcastのデータによれば、同じタイプのボールの捉え方をしているというアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)や、同僚フレディ・フリーマンらよりも、大谷はかなり後ろにポイントを置き、それこそ、MLBのほとんどの打者よりも後方にポイントを置いていると言っても過言ではないレベル

と書いてありますが、これは、川副研究室の「参考記事」**に紹介させていただいたように、まさに、
 イチロー選手の打撃技術**のように思います.
 イチロー選手は、
 ホームベースの後方位置のボールを三塁線に打つ打撃練習をしていました.**

 以下は、MLB公式サイトの記事の抜粋・引用です.
“ MLB公式サイトが
 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の知られざる強打のメカニズムを考察する記事を投稿し、
 日米両国の野球ファンの間で注目を集めている。
 MLB公式サイトに掲載されたデビッド・アドラー記者の『Is this the secret to Ohtani’s all-fields power?』という記事によるもので、それによると、
 多くのパワーヒッターはポイントを前方に置き、そこにボールが来た段階でバットの芯を当てにいく打ち方をしているが、
 大谷の場合は、ポイントをもっと後方の、かなり捕手寄りの位置に置き、
 じっくりボールを引き付けた上で一気に叩き潰すように振り抜くことで、
 長打にするというスタイルなのだという。
 しかもStatcastのデータによれば、
 同じタイプのボールの捉え方をしているというアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)や、同僚フレディ・フリーマンらよりも、大谷はかなり後ろにポイントを置き、それこそ、
 MLBのほとんどの打者よりも後方にポイントを置いていると言っても過言ではないレベルなのだという。
 アドラー記者が挙げたデータでは、
 MLBの打者は、
 平均するとホームプレートの2.4インチ(約6.096cm)前方でボールを捉えるのに対し、
 大谷は3.7インチ(約9.39cm)後方。
 つまり、平均よりも6インチ(約15.24cm)以上後方のホームベース上、かなり深い位置でボールを捉えているのだという。
 また、打者の身体、体幹を基準とした測定法でも、
 MLB平均は身体の前方30.2インチ(約76.70cm)の位置であるのに対し、
 大谷は身体の前方わずか25.7インチ(約65.27cm)の位置でボールを捉えているのだという。
 このことにより、
 大谷は多くの打者よりも結果としてより長くボールを見ることができるほか、
 そもそもこのポイントで長打を放つことができるように、
 速いスイングスピードと優れたバットコントロールを身に着けているため、
 MLB屈指の強打者となっているとアドラー記者は分析している。
“ 

 大谷といえば、2025年3月19日発売の『Sports Graphic Number』1116号(文藝春秋)のインタビューでも、
 自身の打撃について詳細に語り、こちらも早くも話題に。
 アドラー記者の考察とも通じる部分を感じる内容だけに、今後さらなる注目を集めることとなりそうだ。

*(抜粋・引用記事)
「だからあんな飛ぶのか」 大谷翔平、他の打者との違いがスゴすぎた… 知られざる“強打の秘密”
 first appeared on CAGE. 2025年3月24日
https://www.msn.com/…/%E3%81%A0%E3%81%8B%E3…/ar-AA1Bvpjh

**(参考記事)
・テニスラケットの科学(764)
:テニスと野球のバック・スイング(Back Swing、テークバック、テイクバック)とフォワード・スイングについて
:大谷翔平選手の打撃についての(世界の)王貞治さんの解説に異見あり!
:構えにおけるグリップ位置が深く、肩・上腕の回旋(切り返し)*によるバット・ヘッド(バックスイング)のトップが深いのが特大ホームランの秘訣では!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-764/ 

・テニスラケットの科学(766)
:テニスラケットの科学(764)の補足1
:テニスと野球のバック・スイング(Back Swing、テークバック、テイクバック)とフォワード・スイングについて
:大谷翔平選手の打撃(構えからインパクトまで)を見る
:構えにおけるグリップ位置が深く、肩・上腕の回旋(切り返し)によるバット・ヘッド(バックスイング)のトップが深いのが特大ホームランの秘訣では!  (フォワードスイングの加速距離が長く、解剖学的にヘッドが下から上へ自然に出る)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-766/ 

・テニスラケットの科学(768)
:テニスラケットの科学(764)の補足2
:(再度)大谷翔平選手の構えからインパクトまでを見る (スロー映像とパラパラ連続コマ写真)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-768/ 

・テニスラケットの科学(769)
:テニスラケットの科学(764)の補足3
:大谷翔平選手の打撃(深いグリップ位置からの肩・上腕の回旋と股関節ターン)について
:イチロー選手の打撃理論からのヒント(その1)
:胸を見せない!  グリップは後ろにあった方が良い!  バットは最短距離で振らない!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-769/
 
・テニスラケットの科学(770)
:テニスラケットの科学(764)の補足4
:イチロー選手の打撃理論(その2)
:グリップを後ろに残せば、 最後の最後まで対応できる、  ファールをすればもう一球チャンスが生まれる!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-770/
 
・テニスラケットの科学(771)
:テニスラケットの科学(764)の補足5
:大谷翔平選手の打撃についての(世界の)王貞治さんの解説に異見あり!
:テニスと野球のバック・スイング(Back Swing、テークバック、テイクバック)とフォワード・スイングについて
:イチロー選手の打撃理論(その3)
:「詰まる」のが「負け」という発想は捨てた方がいい!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-771/
 
・テニスラケットの科学(772)
:テニスラケットの科学(764)の補足6
:イチロー選手の打撃理論(その4)
:バットは打撃領域全部を使う (数式を使わなくても野球バットの力学を極めているイチロー選手)
:野球バットの打撃領域と打撃性能理論(川副研究室)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-772/
 
・テニスラケットの科学(773)
:テニスラケットの科学(764)の補足7
:ナダル選手のフォアハンドと大谷選手のスイングの類似性
:バックスイング(ヘッドの位置)が深く、フォワードスイングの加速距離が長く、回旋によりラケット・ヘッドが下から上へ自然に出る
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-773/

・テニスラケットの科学(775)
:テニスラケットの科学(764)の補足8
:インパクトにおける接触時間(打球速度が速いほど短い)
:野球バットとボールは 1/1000秒 程度,  テニスラケットとボールは 5/1000 秒 (衝突速度が遅い場合)~ 2/1000 秒 (衝突速度が大きい場合)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-775/
 
・テニスラケットの科学(776)
:テニスラケットの科学(764)の補足9 
:イチロー選手の打撃理論(その5)
:大谷翔平選手, フェデラー選手、 ナダル選手 との類似性
:バットがここ通らないと 絶対打てない! :肩・上腕の内旋 ➡ ダウン ➡ 外旋?
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-776/