テニスラケットの科学(788)
:テニスラケットの科学(781)*の補足7
:魚雷バット(Torpedo Bat トルピードバット)の話題
:「群盲象をなでる」?「木を見て森を見ず」?
:“ヤ軍ジャッジ、3戦15発で賛否の“魚雷バット”を使わない理由「何かを失い始めたら…」“**
以下は、「魚雷バット」に関する記事**の引用です.
“ ゴールドシュミットや2回に3ランを放ったボルピ、3回無死からソロのチザムJr.らが使っていたバットは、芯の部分だけが明らかに太く、先端に向かってまた細くなるという不思議な形状。
MLBの規則で許される長さ、太さに収まっており使用に問題はないが、中継では「多くの木材をラベル部分に集め、最も硬い部分で打てるようにした」と紹介されていた。
ネット上では賛否が上がっている。
ブルワーズとの開幕3連戦で計15本塁打を放ったヤンキースは、ア・ナ両リーグの記録に並び、2試合で13本塁打もチーム記録に並んだ。
ただ3連戦でチーム最多の4本塁打しているジャッジは、このバットを使っていない。
MLB公式は「ヤンキースの新バット、トルピードが週末の15本塁打連発で物議を醸す」という記事の中で、ジャッジがこのバットを使わない理由について報じている。
記事は「ヤンキースの主将アーロン・ジャッジは、トルピードバットを振ったことがなく、試す気もないという」とし「ここ数シーズン、僕がやっていたことがその理由を物語っている」というジャッジの言葉を紹介している。
2022年にア・リーグ記録の62本塁打。
昨季も58本塁打した主砲には、道具の変化は必要ないようだ。
29日(同30日)の試合で満塁弾を含む3本塁打し、試合後にバットが話題になっていると聞くと驚いた様子だったという。
さらに
「野球にはたくさん新しいものがある。
例えばバットの底に小さなホッケーパックみたいなのを付けて、カウンターウェイトを加えたものとか。
トルピードバッドもあるし、色々なものがあるんだ。
キャリアを重ねていく中で何かを失い始めたらこのような物を加えることがあるかもしれない。
でも今はこのままで満足だ」と、現状では変化を望まない姿勢を明確にしている。
”
*(参考記事)
・テニスラケットの科学(781)
:大リーグ・ヤンキースの魚雷バット(Torpedo Bat トルピードバット)*
:”何か問題が浮上すると、実際は何ということもない問題なのに、人々が狂乱状態になるからね。(ロブ・マンフレッド・コミッショナー”*
:打撃用具の性能設計法は2000年頃にすでに確立済み!
:バットの打球位置の(換算重量)のスピードと反発力のバランス設計 (野球バットもテニスラケットも性能設計法は同じ!)
:万人に最適な野球バットはありえない!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-781/
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**(抜粋引用記事)
ヤ軍ジャッジ、3戦15発で賛否の“魚雷バット”を使わない理由 「何かを失い始めたら…」
THE ANSWER編集部
https://www.msn.com/…/%E3%83%A4%E8%BB%8D%E3…/ar-AA1C1lko