テニスラケットの科学(843)
:身体とラケットの操縦法
:大谷翔平選手の身体とバットの操縦法を見る!(小まとめ)
:構え・バックスイングからフォワードスイング・インパクトまで
:バックスイング(ヘッドの位置)の深さと肩・上腕の回旋(内旋から外旋へ)の重要性

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・一般に,バットを振ることを「スイング」と言い,
「レベルスイング」は水平にバットを振る,
「ダウンスイング」はバットを上から下へ振り下ろす,
「アッパースイング」はバットを下から上へ振り上げる,と解説されることが多いですが,あまりに乱暴な説明ですね!
「アッパースイング」は,打球を遠くへ飛ばすのに適する反面,ミートまでに軌道が遠回りしやすく,その分振り遅れやすいという解説も見られますが,大谷選手のスイングは遠回りしないのが特長だと思います.
 大谷翔平選手は「アッパースイング」という解説もあるようですが,インパクトまでは,肩・上腕を内旋(内巻き)から外旋(外巻)しながらのダウンスイングで,インパクト直前に,肩・上腕の外旋(外巻)によって肩・上腕の内側が(解剖学的に)上方を向くので,「腕を振り上げるのではなく,腕が振り上がる」というように見えます.
インパクトでは,下から上へ振り上げるのではなく,「下から上へ振り上がる」ということではないでしょうか!

画像1:
大谷翔平選手の打撃
(深いグリップ位置からの肩・上腕の回旋と股関節ターン)

画像ー1


画像2:
肩・上腕の回旋(切り返し)により,
 近い球、遠い球、高い球、低い球、
 どんなボールも打ちやすくなる!

画像ー2


画像3:
ナダル選手のフォアハンドと大谷選手のスイングの類似性
 股関節のターン(折りたたみ)と肩・上腕の回旋(切り替え)

画像ー3


画像4:
:フェデラー選手のフォアハンドと大谷選手のスイングの類似性
 股関節のターン(折りたたみ)と肩・上腕の回旋(切り替え)

画像ー4



(参考記事)
・テニスラケットの科学(776)
:テニスラケットの科学(764)の補足9 
:イチロー選手の打撃理論(その5)
:大谷翔平選手, フェデラー選手、 ナダル選手 との類似性
:バットがここ通らないと絶対打てない! 
:肩・上腕の内旋 ➡ ダウン ➡ 外旋?
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-776/
・テニスラケットの科学(773)
:テニスラケットの科学(764)の補足7
:ナダル選手のフォアハンドと大谷選手のスイングの類似性
:バックスイング(ヘッドの位置)が深く、フォワードスイングの加速距離が長く、回旋によりラケット・ヘッドが下から上へ自然に出る
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-773/
・テニスラケットの科学(770)
:テニスラケットの科学(764)の補足4
:イチロー選手の打撃理論(その2)
:グリップを後ろに残せば、 最後の最後まで対応できる、  ファールをすればもう一球チャンスが生まれる!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-770/