川副 嘉彦
カワゾエ ヨシヒコ
1944年(昭和19年) 生まれ(長崎県佐世保市)
学位 工学博士 (東京大学)
所属学会 日本機械学会,日本ロボット学会,日本テニス学会
恩師 故・津田公一先生:東京大学大学院工学系研究科広報室から「名誉教授 津田公一先生を悼む」を読む ➡
略歴
- 1976年 埼玉工業大学 講師
- 1986年 埼玉工業大学 助教授
- 1990年 埼玉工業大学 教授
- 2012年 埼玉工業大学 定年退職
- 2012年 川副研究室 独立研究者
受賞
- 1990年 第1回松川賞(埼玉工業大学理事長賞)
「空気調速式圧縮点火機関の低速ハンチングに関する研究および関連研究」 - 1995年 1995年度 日本機械学会賞(論文賞)
「手で支持したテニスラケットの実験的同定とボールとの衝突における振動振幅の予測」
論文賞紹介記事・論文を読む ➡ - 2000年 日本機械学会フェロー
- 2005年 第4回21世紀連合シンポジウム-科学技術と人間-シンポジウム賞
「自然・生き物・ヒトと共生するロボットのありかた」
科学研究費補助金実績(すべて研究代表者)
- 2003年度~2004年度 基盤研究C
新ラージ・テニスボール打撃時におけるプレイヤの上肢系衝撃振動の測定と予測
(3,100千円) - 2001年度~2003年度 基盤研究B展開
プレーヤーの個人差を考慮したテニスラケットの性能予測・評価システムの開発,
(5,400千円)) - 2001年度~2002年度 基盤研究C
テニスのインパクトにおける手首関節の衝撃振動のメカニズム、
(3,000千円) - 1996年度~1998年度 基盤研究B展開
テニスにおける衝突現象の解明とラケットの性能予測・評価システムの開発、
(4,000千円) - 1995年度~1996年度 基盤研究C
テニスにおける衝突諸量の非線形解析とラケットの性能予測、
(2,300千円) - 1991年度~1993年度 一般研究C
閉ル-プ機関調速機系ハンチングの非線形振動論、(1,900千円) - 1986年度~1987年度 一般研究C
ハンチングの非線形力学
(1,900千円)
その他の研究費補助金実績(すべて研究代表者)
- 2005年度 中山隼雄科学技術文化財団研究助成金
人間型二足ロボット「源兵衛」の赤ちゃん歩きから飛脚走り・忍者走りまで,(1,000千円) - 2000年度 国際テニス連盟(ITF)研究助成
Prediction of the Effect of Larger Ball on the Factors Associated with Impact and the Shock Vibrations at the Wrist Joint in the Forehand Drive テニスにおける新ラージボール導入に関する研究, (388千円) - 1995年度 日本スポーツ産業学会・研究費補助金 一般研究助成(B)
テニスラケットの性能予測・評価システムの開発(反発特性とグリップ衝撃・振動), (225千円) - 1992年度 日本スポーツ産業学会・研究費補助金 一般研究助成(B)
「衝突現象を考慮したテニスラケットの性能予測」,(400千円) - 1990年度~1992年度 トーハツ株式会社(民間企業)研究助成寄付金
船外機エンジンのクランク軸系および駆動系の振動解明と設計プログラムの開発,(3,000千円) - 1990年度~1991年度 ヤマハ株式会社(民間企業)研究助成寄付金
テニスラケットの力学に関する研究,(1,000千円)
過去の担当科目
- (大学院) 機械力学特論 スポーツ工学特論
- (学部) ヒューマン・ロボット学入門 二足歩行ロボット製作法 自律移動ロボット設計
新・知能ロボット設計原論 スポーツ工学 工業力学 機械力学 制御工学
振動学 機構学 材料力学
これまでの社会貢献
- 文部科学省事業スーパーサイエンスハイスクール(SSH):
平成19年度群馬県立桐生高校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)、先端科学講座(工学)講師 - 文部科学省事業サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)講師
- 平成21年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト:ロボットの動きから未来の科学社会を築こう、本庄市立本庄南小学校、埼玉工業大学
- 平成21年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト:ロボットの動きから未来の科学社会を築こう、本庄市立北泉小学校、埼玉工業大学
- 平成 19 年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト:二足歩行ロボットを俊敏・自在に動かそう、埼玉工業大学,埼玉県立進修館高等学校,埼玉県立秩父農工科学高校
- 市民大学:ロボットと人間 -歩けば世界が見えてくる-
ふかや市民大学第6回講座 2010年7月10日 - 公開講座
21世紀のヒューマン・ロボットに見る古の身体操法(対談: 甲野善紀 vs. 川副嘉彦)
西武百貨店池袋コミュニティ・カレッジ公開講座,2007年8月25日 - 文部科学省事業スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
”自然・生き物・ヒトの巧みさに学ぶヒューマン・ロボティクス”
平成19年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)群馬県立桐生高校「先端科学講座」(工学)講師,2008年3月5日
サイエンス・パートナーシップ・プログラム」(SPP)講師
2009年
- “二足歩行ロボットの理論と実験”
平成21年度群馬県立伊勢崎工業高等学校サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
2009年10月3日・17日 群馬県立伊勢崎工業高等学校 - ”ロボットの動きから未来の科学社会を築こう“
平成21年度本庄市立本庄南小学校サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)
2009年7月13日・14日 - “ロボットの動きから未来の科学社会を築こう“
平成21年度本庄市立北泉小学校サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)
2009年7月7日
2008年
- “人の巧みさから学ぶ「二足歩行ロボット」”
平成20年度群馬県立藤岡工業高等学校サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)(2008)
2007年
- ”二足歩行ロボットを俊敏・自在に動かそう”
平成19年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)
埼玉県立進修館高校・埼玉県立秩父農工科学高校
2007年7月31日,8月1日,8月28日 - ”二足歩行ロボットの講義並びに実演”
群馬県立太田工業高等学校・情報技術科
2007年12月14日 - (二足歩行ロボットを俊敏・自在に動かそう、平成19年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)発表会報告書を読む ➡)
イベント
2014年
- 頭と身体で考えるテニス教室(「機械の日・機械週間」/「テニスの日」関連行事)
講師:堀内昌一(亜細亜大),川副嘉彦(川副研究室)
日本機械学会スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス部門主催
(後援)日本テニス学会、2014年10月05日
2009年
- “二足歩行ロボットのデモンストレーション,ロボット操縦体験”
深谷市産業祭,深谷市ビッグタートル,2009年11月22日
2008年
- ”新しいロボット制御:生き物のような運動機能と知的機能の実現”(講演)
埼玉県産学連携支援ネットワーク会議主催「技術交流フォーラム:ロボット」
2008年11月28日 - ”氷上を走る二足歩行ロボット”(講演:川副嘉彦)
“知能ロボットの育て方・スポーツ工学”(研究展示:川副研究室)
”人間とロボット:第3の間,森 政弘 vs. 甲野善紀”(対談と討論コーディネーター:川副嘉彦)
埼玉工業大学SITフェア(第5回ロボットエキスポ)公開シンポジウム・人間とロボット2008、2008年10月
2007年
- ”対談 21世紀のヒューマン・ロボットに見る古の身体操法(甲野善紀,川副嘉彦)”
池袋コミュニティカレッジ、東京都 池袋 西武イルムス館、2007年08月25日 - “古(いにしえ)の身体操法に学ぶロボット「源兵衛」の俊敏・自在の動き”(講演:川副嘉彦)
対談と討論”『人間とロボット』― 少子高齢時代を生きる ―,甲野善紀vs森政弘”(コーディネーター:川副嘉彦)
埼玉工業大学公開シンポジウム・ロボットエキスポ2007 - ”歩けば世界が見えてくる(21世紀の人間とロボットのありかた:我在り,故に我思う)”(講演:川副嘉彦)
埼玉工業大学公開講座,深谷市,2007年6月23日
2006年
- “今なぜ ヒューマン・ロボット学:二足ロボット源兵衛の自在の動きからスタート”(講演:川副嘉彦)
埼玉工業大学公開シンポジウム・ロボットエキスポ2006 - “集まれボクらの実験室:人間型ロボット「源兵衛」のナンバ歩き・ナンバ走り”(講演と展示:川副研究室)
深谷市産業祭 深谷ビッグタートル,2006年11月19日
2005年
- “自然・生き物・ヒトと共存するロボットのあり方:ヒューマノイド源兵衛のナンバ歩き・ナンバ走り”(講演:川副嘉彦)
埼玉工業大学公開シンポジウム・ロボットエキスポ2005 - “21世紀に蘇る人間型ロボット「源兵衛」のナンバ歩き・ナンバ走り”(展示・講演:川副研究室)
第20回深谷市産業祭、深谷ビッグタートル、2005年11月19日
2002年
- “テニスのプレイとラケットのマッチング(カタログには載っていないラケット選びの秘訣)“ (招待講演:川副嘉彦)
“市民フォーラム「スポーツ用品と材料力学」”平成14年度日本機械学会・材料力学部門講演会、2002年5月
出前授業
2012年
- “ヒューマン・ロボティクス(新しいロボット制御)~自然・生き物・ヒトの巧みさに学ぶ ~”
埼玉県立熊谷工業高等学校,2012年2月7日 - “ロボティクス:自然・生き物・ヒトの巧みさに学ぶ”
彩の国いきがい大学熊谷学園二年制(1年,80名),2012年3月9日 - “二足歩行ロボット”
次世代を担う職業人材育成事業2012,伊勢崎工業高校
2012年3月10日,18日,24日,25日
2011年
- “ロボティクス:歩けば世界が見えてくる ―21世紀の人とロボットの哲学―”
彩の国いきがい大学熊谷学園二年制(1年,80名),2011年3月8日 - “ヒューマン・ロボティクス(新しいロボット制御) ~ 自然・生き物・ヒトの巧みさに学ぶ ~”
埼玉県立熊谷工業高等学校,2011年2月4日
2010年
- ロボットコンテスト審査委員長
第18回全国高等学校ロボット競技大会埼玉県予選
埼玉県産業教育フェア・第20回埼玉県工業高校生アイディアロボットコンテスト,2010年9月26日 - “歩けば世界が見えてくる - 21世紀の人間とロボットの哲学 -”
トーハツ株式会社社内講習「オータムスクール」にて講演,2010年12月7日 - “人間型二足歩行ロボットについて”
群馬県立前橋工業高校・電子機械科2年,2010年12月9日 - “講義Ⅰ「ロボットの起源から現在のロボットまで,二足歩行ロボットの現状と将来」”
”講義Ⅱ「ロボットの実例と制御・基本操作方法」”
藤岡工業高校・電子機械科,2010年7月28日 - “歩けば世界が見えてくる(二足歩行ロボットについて) ~ 自然・生き物・ヒトの巧みさに学ぶ ~”
正智深谷高等学校, 2010年2月17日 - “ヒューマン・ロボティクス(新しいロボット制御) ~ 自然・生き物・ヒトの巧みさに学ぶ ~”
埼玉県立熊谷工業高等学校, 2010年2月5日
2009年
- ロボットコンテスト審査委員長
第17回全国高等学校ロボット競技大会埼玉県予選,
埼玉県教育委員会主催・埼玉県産業教育フェア・ 第19回(平成21年度)埼玉県工業高校生アイディアロボットコンテスト
キャリアロボット部門競技,2009年9月26日 - “人間型二足歩行ロボット(新しいロボット制御) ~自然・生き物・人の巧みさに学ぶ~”
群馬県立前橋工業高等学校, 2009年11月19日 - “二足歩行についての講義とロボットの演示及び操作”
埼玉県小学校理科支援員等配置事業に係る理科に関する特別授業,本庄市立本泉小学校 (2009) - “生物形移動ロボットと二足歩行ロボットについての講義・実演体験”
埼玉県小学校理科支援員等配置事業に係る理科特別授業(第2回),本庄市立本泉小学校 (2009)
2008年
- ”新しいロボット制御:生き物のような運動機能と知的機能の実現”
埼玉県産学連携支援ネットワーク会議主催「技術交流フォーラム:ロボット」
2008年11月28日
2007年
- ”人間型二足ロボット源兵衛のナンバ歩き・ナンバ走り・ナンバターン”
群馬県立伊勢崎工業高等学校・機械科,2007年6月14日 - ”生き物に学ぶロボットの巧みさの発達”
長野県立岩村田高等学校・普通科,電子機械科,電気科,2007年6月15日 - ”生き物に学ぶロボットの巧みさの発達”
埼玉県立玉川工業高等学校・情報技術科,2007年7月13日 - ”二足歩行ロボットの講義並びに実演”
群馬県立太田工業高等学校・情報技術科,2007年12月14日
2006年
- “関節の負担が軽い歩き方 (二足歩行ロボット源兵衛のナンバ歩きに学ぶ)”(講演)
平成18年度 埼玉工業大学公開講座 ヒューマン・ロボット学講座, 2006年7月1日
メディア(テレビ出演・取材協力、新聞記事 など)
2011年
- “The New Physics of Tennis: Unlocking the mysteries of Rafael Nadal’s killer topspin”
By Joshua M. Speckman, The Atlantic Magazine: Technology (Interview and Offering of video material), Jan 4, 2011
(技術記事制作協力・一部監修、出演)
http://www.theatlantic.com/magazine/archive/2011/01/the-new-physics-of-tennis/308339/
2010年
- “軽井沢の科学,所さんの目がテン”
日本テレビ(番組制作協力・一部監修) 2010年8月14日 17:00〜17:30 - “ロボットに古武術の歩き方導入”
産経新聞(編集委員・大矢博之),p.23,2010年3月23日
2009年
- “テニスラケット 重めの従来型を”
新潟日報(編集委員・宮下昌幸),p.29,2009年8月8日 - “古武術の知恵 「ナンバ」歩行 ロボも省エネ”(編集委員:小仲秀幸)
日本経済新聞(夕刊),p.14, 2009年12月16日
2008年
- “ロボットに興味津々 SSHの桐生高 「製作者も知恵磨こう」”
上毛新聞,2008年3月6日 - “最先端のロボット学ぶ SSHの桐高で先端科学講座 「生き物の巧みさ,日常の知恵も」”
桐生新聞,2008年3月6日 - “テニスを科学する アインシュタインの眼”
NHK BS hi(番組作成協力・一部監修、出演),2008年2月26日,22:00~22:44
2006年
- “ひげおじさんと行く!!研究室訪問 埼玉工業大学 工学部 ヒューマン・ロボット学科 川副研究室”
高校生新聞9月号(第134号),p.23,2006年9月10日 - “テニスラケットのガット ツルツルほどスピンかかる 埼玉工大とサンアイが解明 一般常識を覆す成果”(インタビュー)
日刊工業新聞,p.27,2006年1月20日
2005年
- “ロボット研究開発”(インタビュー、出演)
テレビ埼玉,ニュース特集,2005年10月12日 - “新型ロボット 動きリアル”(インタビュー)
朝日新聞,埼玉版,2005年10月9日 - “飛脚のナンバ走り ロボットで歩行再現”(インタビュー)
埼玉新聞,p.14,2005年10月7日 - “ナンバ歩きロボット 歩行原理は従来と反対 関節に負担軽く,省エネ”(インタビュー)
日刊工業新聞,p.29,2005年9月8日 - “結果は自然に出る”(インタビュー)
日刊工業新聞,p.22,2005年9月5日 - “「ナンバ歩き」ロボ開発 埼玉工大 足の裏で踏ん張らない/着地位置気にしない”(インタビュー)
日刊工業新聞,p.1,2005年9月1日 - “ことば ナンバ歩き”(インタビュー)
日刊工業新聞,p.3 ,2005年9月1日 - “クリップを何個つなげたら切れるか”(取材協力)
トリビアの種,フジテレビ,2005年10月19日
2004年
- “知能ロボットに生態学を応用“(インタビュー)
高校生新聞2004年5月号,p.26
2002年
- “力をみる”(取材協力)
NHK教育テレビ 10min.ボックス理科系シリーズ, 2002年6月11・18日
2000年
- “ボールが変わる”,伊達公子のi- SPORTS
TBS BSデジタル放送開始記念番組,2000年12月15日
1999年
- “どうして気持ちよく飛ぶの スイートスポット”(インタビュー、出演)
テクノ探偵団, 1999年5月29日
1995年
- “テニスラケットの力学”(インタビュー、出演)
NHK高校物理 運動量 サイエンスアイ:NHK教育テレビ,1995年5月27日
1994年
- “用具の解剖学 デカラケ 打点がずれても落ちない反発力”
読売新聞(夕刊),1994年1月25日
1993年
- “デカラケ 厚ラケ 技を補い飛距離を伸ばす”
朝日新聞(夕刊),1993年10月6日