テニスラケットの科学(125)の補足3:フェデラー型フォアハンド(バックスイング重視強打型?):ディミトロフ選手 (パラパラ連続画像で構え➡バックスイング➡フォワードスイング➡インパクトを見る)②
● 「小さな構えから大きなテイクバックとフォワードスイングが発現するメカニズム」を理解するのに好都合のディミトロフのフォアハンド・5ショット(補足2~補足6)のコマ写真を紹介させていただきます。
● 画像を矢印にしたがってクリックしていただくと、刻々の挙動が直感的にわかりやすいかと思います。
(ご参考までに)
* テニスラケットの科学(125)
テニス書・テニス雑誌の解説に異見あり(20):テークバックとフォロースルー(2)
(小さなフォアの構えから大きなテイクバック&フォワードスイング始動が発現するメカニズム)
では、
● テニス雑誌の最近号のコマ写真の解説にある「入り口(テイクバック)小さく、出口(フォロースルー)は大きく」というフォアハンドの基本に異見あり!
・ フォアハンドの構え(準備段階)だけに着目しないでラケットヘッドに着目すると、雑誌の解説とは逆に、
「インパクト前のテイクバックは十分に大きく」、「インパクト後のフォロースルーは、ボールを追うようなイメージというより、左上方にコンパクトに収まるイメージ」に見えるという異見!を紹介させていただきました。
* テニスラケットの科学(125)の補足
テニス書・テニス雑誌の解説に異見あり(20):テークバックとフォロースルー(2)
(小さなフォアの構えから大きなテイクバック&フォワードスイング始動が発現するメカニズム)
では、
● テニス界の高名なTコーチ(講師)のテニスフォーラム「ボール速度を高めるコツ」(動画あり)においても、
『ラケットを立てて引きなさいということは、落とすまでの間に加速が生まれる。これによってヘッドのスピードがあがるのでスピンがかけやすい。あらゆるボールに対応しやすい。身体に近い位置に置く。選手によってはラケット先端が相手の方を向いている。これでやれば速く振れる。
手首を固めるのではなく、変化させるので難しい打ち方。見本を打って見せることが難しいため、手首の形だけでも見せる。ラケットを返す指示を出すと、肘を使って打つ選手がいるため要注意。手首の「動き」を教えてはいけない。
高速で起きるところは教えられない! フォワード・スイングは始まってから、高速で起きることをいじりだしたら、選手は、できません! ということになる。手首の動作は自動的な動作であり、力もいらない。』
という興味深い解説がありますが、
異見あり!です。
(参考:動画