テニスラケットの科学(158)  フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (22):フェデラーのフォアハンド⑤(その3)

フォワードスイング後半からインパクトまで
インパクト前にラケットを下に低く落とした状態からインパクトに向かって、肩(肩甲骨?)を支点にして上腕を外側に回転(外旋)させながら、一気にスイングするのが特長的です。
腕とラケットは落とした低い位置から,肩を支点にして振り上げられるので、ラケットの軌道は自然に下から上へ向かい、ヘッドはインパクト直前(420)でもボールのだいぶ下にありますね!

 インパクトではラケット面はまだ少し下を向いていて、インパクト直後に垂直になり、上腕はまだ外旋しています。

(拡大しないと見えないかもしれません! コマ写真をパラパラとアニメのように見るとよくわかります!)

コマ写真は 500 fps(毎秒 500 フレーム、2/1000 秒刻み)を 10 フレーム刻み( 2/100 秒間隔)で表示しています。

フレーム 420 はインパクト直前、フレーム 430 はインパクト直後を示しています。この間の時間は2/100秒です。

文献
:フェデラーのフォアハンド (横からの映像コマ写真:500fps、センター、オープンスタンス) from High speed archive, Tennisplayer by John Yandell- editted by kawazoe
(20190612-Federer5-3-Side1-RFFH Center Open Stance Side1 _500fps-cap-Sm-Yandell-kawazoe):400~ 430 (10コマ刻み、trim)

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