テニスラケットの科学(178) テニス書・テニス雑誌の解説に異見あり(35):ラケットダウンから鋭角なスイングでインパクトに向かう(2)(続き)

テニス雑誌・最近号(*1)『エッグボールをゼロから学ぶ』「③ ラケットダウンから鋭角なスイングでインパクトに向かう」というタイトルで、 ティーム選手の連続写真を例に挙げて、
“  ボールにトップスピンをかけるテクニックとして、テイクバックからのラケットダウンとラケットダウンからのスイングがポイント”と解説されていますが、異見あり!(の続き:補足)です。

ティーム選手のトップスピン・フォアハンドに見られる特長は、フェデラー選手が最も顕著ですが、構えからラケットを落とした後、肩・上腕の外旋(外側に回転)によりテイクバック(インパクトへ向かう形)が形成されてから、フォワードスイングに向かっていることではないでしょうか!

添付図(*2)は、その部分を拡大して表示させたものです。

*1:「エッグボールをゼロから学ぶ」、テニス雑誌・スマッシュ、2019年6月号、pp.4-20.
*2:「ラケットダウンから鋭角なスイングでインパクトに向かう」、テニス雑誌・スマッシュ、2019年6月号、pp.10-11 の図を抜粋・編集-川副
(20190627-ティーム選手Forehand-2-Smash2019年6月号p10-11-cap-Sm- edited by Kawazoe)

テニスラケットの科学(178)の補足(2021/6/29)