テニスラケットの科学(212):スピンとストリング(10) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :ボールとストリング面の荷重と変形量(たわみ量)の測定例

・ 上図のボールの荷重ー変形実験(a)、ボール・ストリング面の荷重ー変形実験(b)から下図のデータ(a)、データ(b)を得ることができます。
 データ(b)とデータ(a)からストリング面の荷重ー変形特性を得ることができます。
・ ボールの荷重ー変形特性(a)とストリング面の荷重ー変形特性(b)からボールの剛性(硬さ、ばね特性)とストリング面のたわみ剛性(硬さ、面圧)を得ることができます。
・ 曲線は、ボールもストリング面も変形が大きいほど硬くなる(非線形・硬化ばね特性である)ことを示しています。
・ プレーにおけるインパクトでの荷重(力)は100~150キロ以上になります。