テニスラケットの科学(300)
:プロのストリンガーも知らないストリング
:「スナップバック」の源流と用語の起源(5)
:New String Theory(新しいストリング理論)3
● 潤滑されたストリングが、ボールと一緒に滑って、ボールが離れると跳ね返るのを見た!(Snap back)
40~50フレームのボールとストリング面の衝突を捉えたとき、彼は、潤滑されたストリングが、ボールと一緒に滑って、ボールが離れると跳ね返るのを見た。(Snap back)
ラインに戻る時、それらはより多くのエネルギーを接線方向 (ラケット面に平行な方向) にボールに伝達し、より多くのスピンを与えた
―スピン量はボールがストリング面を離れるときの超スローモーションの回転から簡単に計算できる。
2006年と2007年に発表された技術研究で、国際テニス連盟の研究者たちは、潤滑されたストリングでkawazoe(川副)が観察したのと同じ動(Snap back)がコポリ(ポリエステル系)でも起こると報告した。(川副訳)
from The Atlantic, January/February 2011