テニスラケットの科学(344) :松岡修造さんの「テイクバック」の解説に「異見あり!」(6) :伊達公子選手の「構え」から「テークバック」を見る①(ウインブルドン2011-1回戦-映像から)

● 誤解されがちですが、伊達公子選手の「構え」から「テイクバック」、「フォワードスイング」「インパクト」までの流れは、フェデラー選手やナダル選手のスイングとよく似ています!
 省エネ・高効率(コンパクトな動作で深く・低いラケットヘッドの位置を確保)のスイングだと思います。
映像

● (参考資料)
テニスラケットの科学(195) 
テニスラケットの科学(196) 
テニスラケットの科学(197) 
 フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (48)
:伊達公子選手③ 省エネ・超効率的フォアハンド:テークバック
(ウインブルドン2011-1回戦-映像コマ写真)
 フォアハンドの構え(股関節ターン)からラケット面をかぶせながらのラケットダウンに着目です。
 インパクトの0.3秒前あたりでわずかに腕の外旋が見られます。この腕の外旋(外側に回転)によって、腕でラケットを引かなくても、自然にラケットヘッドがさらに奥の方に深く確保されています。

テニスラケットの科学(195)  フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (47):伊達公子選手② 省エネ・超効率的フォアハンド(1)(ウインブルドン2011-1回戦-映像)

テニスラケットの科学(196)  フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (48):伊達公子選手③ 省エネ・超効率的フォアハンド:テークバック(ウインブルドン2011-1回戦-映像コマ写真)

テニスラケットの科学(197)  フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (49) :伊達公子選手④ 省エネ・超効率的フォアハンド:フォワードスイング始動からインパクトまで(ウインブルドン2011-1回戦-映像コマ写真)