テニスラケットの科学(373)
:現代の高速テニスのテイクバックの解説に(再度)異見あり!
:プロのコーチも大誤解している構えとテイクバック①
:デルポトロ選手の構えとテイクバックを見る!

● 構えは小さくても、 (ラケットヘッドに着目すると) テイクバックは十分に深い (ヘッドがネット側の真後ろまで行っている)!
・テイクバック(バックスイング)が深くないと (ラケットヘッドの移動距離が長くないと、物理的に) 加速しないので  速い打球を打つことはできません。
 力を加えても、それが加速して速度が速くなるまでには、(物理的に)時間と距離が必要なのです!
  (追記20240323)
● テニスラケットの科学(339) ~(349)において、”現代スピード・テニスの「構え」と「テイクバック」(「バックスイング」)について、プロのコーチの解説に異見あり!”ということで、私見を紹介させていただきましたが、多くのサイトでプロのコーチによって、「テイクバックは小さく」という指導がなされているようです。
これは、指導を受ける側の初心者や技術向上に努力している発展途上のプレイヤーにとっては(誤解を生むので)深刻な状況ですので、再度、「異見あり!」です。
● 「ラケット(ヘッド)を後ろに引くこと」というのが「テイクバック」(「バックスイング」)の定義で、インパクトするのは手ではなく、ラケットヘッドですから、ラケット・ヘッドの軌道に着目すべきです。
● 現代のスピードテニスでは、高速で飛んでくる相手のボールを移動して振り遅れないためには、「フォア」あるいは「バック」にコンパクトに構えた状態で走って移動し、足が決まったら、「テイクバック(バックスイング)」からフォワードスイング、インパクトまで連続して流れるように加速するのが特長です。
● すなわち、テイクバックして走るのではなく、「構え」の状態で移動して、ヒットするタイミングが来たら、「テイクバック」からインパクトに至るということでしょう!
プロのコーチでも、「構え」と「テイクバック」(「バックスイング」)に混同が見られるようです。
● テイクバック(バックスイング)が深くないと(ラケットヘッドの移動距離が長くないと)加速しないので(物理的に)速い打球を打つことはできません。
● 強烈な「フォアハンド」で有名なデルポトロ選手のスロー映像を見ると、テイクバックが十分に深い(ヘッドがネット側の真後ろまで行っている)ことがわかります。
映像: