テニスラケットの科学(430) フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (54) :フェデラーのフオアハンド⑰ インパクト近傍のアーム・アクション詳解➂ (横からのスロー映像とコマ写真)

●  インパクト直前・直後とフォロースルー
・ 図1、図2において、f 000 からf005(インパクト)までのラケット面を観察すると、ストリングの縦糸が水平に近い状態で下から上に移動しており、ボールに縦回転(トップスピン)がかかることが予測されます。
・ また、この間に、肩・上腕が上方に動いており、手首の位置およびラケット面が前方に移動していることにより、打球速度が増すことが予測されます。
・ ワイパースイングよるフォロースルーのコンパクト化は、ボールがラケット面から離れた後のように見えます。

文献
・テニスラケットの科学(162)の補足
・Roger Federer Forehand In Super Slow Motion – 2013 Cincinnati Open