テニスラケットの科学(433)
フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (57)
:フェデラー型フォハンド
:フェデラー選手と江原弘泰プロの比較(正面)

● 江原プロは、ラケットを高い位置から下方に落として、肩・上腕の内旋(内側への回転)を大きくしていますね。
 その結果、バックスイングからフォワードスイングに向かうときの、肩・上腕の外旋(外側への回転)がし易くなって、バックスイング(テイクバック)のトップ(ラケットヘッドの先端がネットの反対側で最も深い位置にある瞬間)がフェンス側に深くなっています。
 これが打球速度とスピン量増大の理由です。
・これがフェデラー型フォハンドの特長です。
(参考までに)
・フェデラーのフォアハンド(トップスピン)のまとめ
https://kawazoe-lab.com/tennis_racket/science-of-tennis-racket-201/
・テニスラケットの科学(180)  フォアハンド・ストロークにおける身体とラケットの操縦法を見る (37):フェデラーのフォアハンド⑪
https://kawazoe-lab.com/tennis_racket/science-of-tennis-racket-180/

From
・テニスラケットの科学(166) フェデラーのフォアハンド

・テニスラケットの科学(432)  江原弘泰プロのフォアハンド