テニスラケットの科学(490) (備忘録)2020年12月13日投稿 テンションとプレイのマッチング 1995年版(4) :Part5  テンションの秘密を科学で探る 実験結果と実際のスウィングの印象の間で、 ギャップはなぜ 起こるのか ①

“ 一般には、低いテンションほど、ボールの反発は良いとされている。
 しかし、数々の実験では、かならずしも、それを全面的に裏付けるデータは出ていない。
 それはなぜなのか。
 なぜ実験と実際のスイングの印象とでギャップが出てくるのか。
 その原因を考えてみた。”
(内容)
(1) どのような実験を行ない、その結果はどのように出たのか
(2) テンションが低いほど、反発が良いとは限らない
(3) ラケットヘッドを固定し、純粋にストリングだけの影響を調べてみると
(4) 実際のスウィングによる実験で調べてみると
(5) 実際のスウィングの印象は、どのようなものか
(6) 実際のスウィングでは、ストリング以外の要素が加わって、反発に差が出てくる
(7) 衝突速度の違いによって、テンションの影響に差が出る
(😎 テンションが違っても、センター打撃ではボールの変形やフレーム振動が変わらないので、反発も変わらない
(9) オフセンター打撃では、緩く張った方が反発が良いのは、フレーム振動によるエネルギ・ロスが少ないから
(10) 実験結果と印象とでギャップが起こる原因はさまざま
(参考資料)
テンションとプレイのマッチング:Part5
テンションの秘密を科学で探る
実験結果と実際のスウィングの印象の間で,ギャップはなぜ 起こるのか
川副嘉彦,月刊テニスジャーナル 1995年10月号,pp.55-60.