テニスラケットの科学(60)  テニスラケットの実験風景

ラージボールは,質量や反発係数の規定は変えずに,従来のボールより直径を約8%大きくしたもので,国際テニス連盟(ITF)主導により、ラージボール導入の影響に関する一連の研究が世界の数カ所で行われました。
諸先生の協力を得て我々も実験を行い,プレーヤーの上肢に加わる衝撃振動におよぼす影響を実験および衝突解析により定量的に明らかにし、ITFにレポートを提出しました。
図は、そのときの実験風景です。