テニスラケットの科学(682)
:テニスラケットの科学(145)*の補足1
:テニス・スイングにおけるパラメトリック加速
:ボレー
:フェデラー選手(右利き)とナダル選手(左利き)のボレーの類似性

● インパクトまでの肩を支点とした上腕の動きに着目! 
・ 画像:Impact:
 フェデラー選手(右利き)とナダル選手(左利き)のボレーの類似性

・ 動画:ボレー:
 フェデラー選手(右利き)とナダル選手(左利き)の類似性

● インパクト直前に、身体の幾何学的な構造により(脇を開けた状態から、 肘関節と手首関節の角度を保って、
 肩を支点として 【フォアの場合】 上腕を外旋しながらインパクトまでスイングしているので)、 自然にグリップ部分が遠心力に逆らって引き付けられているように見えます!
●(パラメトリック励振理論によると、)ラケット・ヘッドの遠心力に逆らってグリップが引き付けられると、エネルギが注入され、これがラケット・ヘッドを加速させることになります。

(追記)
● 肩・上腕を外旋(外側への回転)しながら前方へスイングすることによって、(幾何学的な構造により:解剖学的に)面が下向きではなくインパクトでは前方へ、さらに インパクト後のフォロースルーは左、右へ、コンパクトに収まっていますね!
●(参考記事)
*テニスラケットの科学(145)
 テニス・スイングにおけるパラメトリック加速14:ボレー(フェデラーとナダル)
 https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-145/