テニスラケットの科学(73)  腕系の障害、ラケットのリコール問題、米国消費者製品安全委員会(2)

“米国には2700万人以上のレクレーショナル・テニスプレーヤーが存在しており、米国テニス産業協会(Tennis Industry Association of America)の Keith, S. によると、その22 %が 2011年にテニス肘などの腕系の障害のためにテニスを離脱した。
ITFのウェブサイトによると、選手の半数は肘に障害がある。
テニス肘はテニスプレーヤーによく知られており、最も痛みを伴う障害である。
テニス選手の50 % がテニス肘を経験しており、特に35歳以上は特に危険である。“*

* “Federal Consumer Safety Product Commission Brief on Tennis Arm Injuries Epidemic”, U.S. Consumer Product Safety Commission , (2010), pp. 1- 12.