テニスラケットの科学(810)
:メンタル私見
:メンタルは100%、技術の問題!
:「佐々木朗希選手、大谷翔平選手のメンタル論」に全く同感です!


 テニスの指導において、「メンタル、メンタル!」、「辛抱、辛抱!」と強調されることが多いように思いますが、「異見あり!」です.
 トッププロの場合、極端な例えですが、日頃、10回試みて10回成功する技術であれば、メンタルの入り込む余地はないと思います.
 自分にとって100%確実な(自分ができる)技術を使って、勝負に負けたとしたら、相手が自分より技術レベルが上だということになりますね!
 50%の確率しかない技術を使えば、当然、メンタルに関係なく、50%の確率で失敗しますね!
 しばしば、自分らしいプレーというときは、一番良い時をイメージしますが、当然、試合では、調子が一番悪いときもありえますね.一番良い時のプレーが自分らしいプレーではなく、自分の平均的なプレーが自分の実力ということになりますね.

 以下、「佐々木朗希選手、大谷翔平選手のメンタル論」に全く同感です.抜粋引用*、
” ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦(ドジャース3―1ブルワーズ、16日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(31)がリーグ優勝決定シリーズ第3戦のブルワーズ戦に「1番・DH」で出場し、4打数1安打1得点。
 佐々木朗希投手(23)は九回のセーブシチュエーションで登板し、試合を締めた。チームは3連勝を飾り、2年連続のワールドシリーズ進出に王手をかけた。
 佐々木は試合後、九回にマウンドに上がる精神面について言及。
「精神的なモノも、試合中は全て、特に技術から来ると思うので、技術的に自分の中で信頼できるものがあれば、精神的に揺らぐことも少なくなると思いますし、しっかり技術に向き合えるかどうかがすごく大事だと思う。
 そういった意味では、マイナーのときもそうですけど、時間をかけて技術的なところに向き合ってやってきたので、今は復帰してから安定してパフォーマンスさせて出せていると思うので、そこが大事なのかなと思います」とマイナーで過ごした期間を含め、今季を振り返った。
 この考えは大谷に共通する。
 大谷も難しい状況に置かれた際、「メンタルを言い訳にしたくはない」という。
 「そこを含めて技術だと思っている」と技術とメンタルを分けるのではななく、メンタルも技術に内包されるという考えだ。
 昨オフには「環境的には日本よりはメンタルというのを技術の一つみたいな捉え方というか、メンタルの整え方も学んで、そこをカスタムしていく、デザインしていく感じ。
 日本の場合は根性、根性みたいなところがあると思うんですけど、それも善し悪しだと思うのでハマる人にはハマると思いますし、ハマらない人にはハマらないのかなと思います」と米国で実感するメンタルへの考えを語っていた。


MLB 佐々木朗希が明かした〝心の整え方〟「精神的なモノも全て技術からくる」 大谷翔平と同じ理論『メンタルは技術に内包』
https://www.msn.com/…/mlb-%E4%BD%90%E3%80…/ar-AA1OD9Ta