テニスラケットの科学(847)
:テニスラケットの科学(844)の補足3
:テニスのパフォーマンスに与えるストリングスの物理的影響と心理的影響
-アガシ選手のストリングスとパフォーマンスの関係をどう理解すべきか-*
:備忘録:第15回日本テニス学会 2003年11月15日~ 11月16日 (東京)(その3) :インパクトでのストリング面圧の幾何学的非線形性
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*(文献)
テニスのパフォーマンスに与えるストリングスの物理的影響と心理的影響
-アガシ選手のストリングスとパフォーマンスの関係をどう理解すべきか-
川副嘉彦、テニスの科学、第12巻(2004年)、pp.14-18、日本テニス学会
https://kawazoe-lab.com/research/tenisunopafo-mansu/
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(注)
・この稿は,
ChatGPTに画像1のグラフを見せて,解説を依頼したら,「幾何学的非線形性のメカニズム」というタイトルをつけて,レポートのような体裁(?)でまとめてくれた結果を要約したものです.
ChatGPTの理解力,恐るべし!です.
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画像1:
インパクトでのストリング面圧の幾何学的非線形性
・「ストリング面圧」は俗称,物理用語は「ストリング面剛性」
・幾何学的非線形性のメカニズム
・テンションが低い(45lb)ほうが面圧が高くなる理由

画像ー1
画像2:
1.インパクトの初期状態(たわみゼロ)
・ボールが当たった瞬間、ストリングのテンション(張力)は「ボールの進行方向に対して真横(直角方向)」に向いています.
・この瞬間は、テンション(張力)がボールを押し返す力(垂直方向の成分)としてほとんど働きません.
2.変形量が大きくなる(大たわみ)
・ストリングが 20 mm も深くたわむと、ストリング面の角度が大きく傾き、V字型になります.
・これにより、ストリングの張力が「ボールを押し返す方向(進行方向の逆)」の分力として直接的に効き始めます.
・さらに、たわめばたわむほどV字の角度が急になるため、幾何学的に「1mmたわませるために必要な力(割増し分の力)」が加速度的に増大します。これがまさに「面剛性(勾配)の急上昇」です.

画像ー2
画像3:
テンションが低い(45lb)ほうが面圧(面剛性)が高くなる理由
• 45lb:初期テンションが低いため、最初はよくたわみます.
しかし、よくたわむということは「V字の角度がより深く(急に)なる」ということです.
結果として幾何学的非線形性が強く働き、インパクトの最終局面では、1mm増すのに必要な力が跳ね上がり、面剛性が非常に高く なります。
• 65lb:初期テンションが高いため、初期のたわみ量は抑えられます.
V字の角度が45lbほど深くならないため、幾何学的非線形性による「硬化の増大」が45lbよりも少なく、最終的な面剛性がわずかに下回る結果となっています.

画像ー3
画像4:
インパクトでのストリング面圧の幾何学的非線形性
・静的な状態では「張り上げテンション(ポンド数)」がストリング面の硬さを決めていますが、
実際のインパクト(常用域)での大変形時においては、
「たわんだ形状そのものが生み出す幾何学的な反発力」が初期テンションの影響を完全に上書きしてしまうと言えます.

画像ー4
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(参考記事)
・テニスラケットの科学(207)
:スピンとストリング(5)
: テンションを変えてもボールとストリングの反発係数(パワー)が変わらないのはなぜか? (その2)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-207/
・テニスラケットの科学(537)
:テニス書・テニス雑誌の解説に異見あり(47)
:ストリングの太さ(ゲージ)とラケット性能➃
:誤解されやすいインパクトにおけるストリング面の硬さ(面圧、復原バネの強さ)
:インパクトにおけるストリング面は、幾何学的な構造上、たわむほど硬くなる(たわみにくくなる、面圧が高くなる)!
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-537/
・テニスラケットの科学(844)
:テニスのパフォーマンスに与えるストリングスの物理的影響と心理的影響 -アガシ選手のストリングスとパフォーマンスの関係をどう理解すべきか- :プロ野球の打撃論からのヒント:野球バット職人・久保田五十一さんの思い出
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-844/
・テニスラケットの科学(845)
:テニスラケットの科学(844)の補足1
:テニスのパフォーマンスに与えるストリングスの物理的影響と心理的影響
-アガシ選手のストリングスとパフォーマンスの関係をどう理解すべきか-
:備忘録:第15回日本テニス学会 2003年11月15日~ 11月16日 (東京)(その1)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-845/
・テニスラケットの科学(846)
:テニスラケットの科学(844)の補足2
:テニスのパフォーマンスに与えるストリングスの物理的影響と心理的影響
-アガシ選手のストリングスとパフォーマンスの関係をどう理解すべきか-
:備忘録:第15回日本テニス学会 2003年11月15日~ 11月16日 (東京)(その2)
https://kawazoe-lab.com/ten…/science-of-tennis-racket-846/
