2023年10月5日 / 最終更新日時 : 2024年1月24日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(605) :テニスにおける科学技術と伝統のバランス :「大谷翔平を支えたバット」からのヒント ● テニスの場合もそうですが*、野球の場合も、 用具そのものの性能向上によるというより, わずかな用具の変化が、 プレーヤーのパフォーマンスの変化のトリガー(引き金)になって、 プレーのパフォーマンスが大きく向上するよう […]
2023年10月3日 / 最終更新日時 : 2024年1月24日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(604) :テニスにおける科学技術と伝統のバランス :「令和のプロ野球」からのヒント ● テニスにおける科学技術と伝統のバランス ・ ITF(国際テニス連盟)の第1回テニスの科学技術に関する国際会議2000年におけるITFの科学技術研究所所長 Coe 氏による基調講演「テニスにおける科学技術と伝統の調和」 […]
2023年9月9日 / 最終更新日時 : 2024年1月24日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(590) :スピン量と打球速度はインパクト(1000分の3~5秒)で決まる⑧ :打球速度とスピンの生成原理(例5) ストリング(ナチュラル、ナイロン、ポリエステル)の反発力は同じなのに、ボールの飛びが違うのはなぜか? (Natural、Nylon、Polyesterの打球速度の速さ、方向を予測) ●(追記:注釈) (混同が多いようですので、) 「反発速度(跳ね返り速度)」と「打球速度」、「ボールの飛び」の関係を確認したい場合は、下記を復習していただければ有難いです。 ・テニスラケットの科学(574):スピン量と […]
2023年9月3日 / 最終更新日時 : 2024年1月24日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(588) :スピン量と打球速度はインパクト(1000分の3~5秒)で決まる⑦ :打球速度とスピンの生成原理(例4) 「使用済みストリングは(ストリングが古くなると)、ボールが飛び過ぎる!」のはなぜか? (新しいストリングと古いストリングのスピン性能とボールの飛びのメカニズム) ● 図1 ・ ラケット・ヘッドを固定したストリング面にボールを衝突させる実験では、新しいストリングと古いストリングの反発係数には違いはありません。 しかし、使用済みのストリングは、新しく張り上げたストリングに比べると、 […]
2022年12月12日 / 最終更新日時 : 2024年1月24日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(510) (備忘録)2020年12月12日投稿 テンションとプレイのマッチング 1995年版(2) :Part 1 最適テンションを見つける前に,知っておきたいこと (備忘録) “ 一般には,テンションが低いほどボールは飛び,高くなれば飛びは抑えられると言われている. しかし実験では,かならずしもそれを裏付けるデータは出ていない. 純粋にテンションだけの影響を調べた場合には,テン […]
2019年2月17日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(44) テニスは本質的に非線形(カオス)の世界 日常生活(現実)は,非線形(複雑系・カオス)の世界です。原理はシンプルですが、現象は複雑です。春夏秋冬、朝昼晩。半ば規則的、半ば不規則、何回繰り返しても、一度たりとて、同じ春、同じ朝はありません。何が起こるかわかりません […]
2019年2月16日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(43) 滑りやすいストリング断面形状とスピン挙動 国際テニス連盟(ITF)や米国ストリンガー協会(USRSA)は、過度のスピンを制限するルール変更も視野に入れて、多くの種類のガットについてヘッド固定面にボールを斜め衝突させる実験を行い、ストリング面に40度の角度でボール […]
2019年2月16日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(42) ラケットのストリングにシリコン・スプレーをかけるプロのテニス選手 大きなトーナメントでも、ラケットのストリングにシリコン・スプレーをかけるプロのテニス選手が現れて、新聞記事などで話題になりました。(画像1、画像2) さっそく、ジョン・マッケンロー,イワン・レンドルなど過去のチャンピオン […]
2019年2月16日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(41) 「スパゲッティ・ストリング」とスピン:ITF: ポリ系ストリングは,現時点では,「スパゲッティ・ストリング」のスピンには到底及ばない! 「スパゲッティ・ラケット」を使って、ランキング200位の選手が4位の選手を破ったこと、全米・全仏・全豪で優勝したビラス選手がスパゲッティ・ラケットを使っていたナスターゼ選手との決勝で途中棄権したことなどから、論争が起こり […]
2019年2月16日 / 最終更新日時 : 2024年1月25日 fytsshin 科学技術と伝統 テニスラケットの科学(40) 国際テニス連盟(ITF)が関心を示すストリング潤滑剤とスピンの関係(3):ITFもナイロン、天然(ナチュラル)ガット、ポリエステル系ストリングについてのスピン実験結果を公表 国際テニス連盟(ITF)は,ポリエステル系ストリングでも、潤滑剤を塗布したストリング(Kawazoe et.al.)と同様の結果を確認し,滑りやすく,剛性の高いポリ系ストリングが強いスピンを生み出すのは,摩擦が小さいため […]