テニスラケットの科学(301)
:プロのストリンガーも知らないストリング
:「スナップバック」の源流と用語の起源(6)
:New String Theory(新しいストリング理論)4

● 「硬くてツルツルのストリングほど、スピンがかかる」という「Snap back スナップ・バック」の源流は、kawazoe論文(2005年、Tokyo)にあることがわかりました。
● 「Snap back スナップ・バック」 という用語の起源は、kawazoe論文を紹介した J. SpeckmanのThe Atlantics誌の記事( 2011年)にあることもわかりました。
 kawazoe論文では「Spring back スプリング バック」という用語を使いましたが、J.Speckman が「Spring back スプリング バック」の代わりに、もっと適切な(ぴったんこの)「Snap back スナップ バック」という用語に置き換えたようです!
 当時は、(技術)用語( Technical term)のことなど考えてもいませんでしたが、「スナップ バック」という用語がテニス雑誌やカタログに見られるようになってから、気になって、改めて過去の資料を調べてみました。
 現在では、「スナップバック」が、テニスマガジンONLINE  【ストリング選びに役立つ基礎用語】 2020-10-21* に載るようになりました!

 映像は、その解説です。
映像1:「Snap back スナップ・バック」現象の解説(29s)

映像2:「Snap back スナップ・バック」の源流と「Snap back スナップ・バック」 という用語の起源についての解説(1m30s)