テニスラケットの科学(347) :「重いボール」、「厚くあたる感覚」、「エッグボールでも重いボール」などについて(1)

 インパクト後の「ボールの速度」と「方向」と「回転量(トップスピン、アンダースピン)」は、力学的には、飛来するインパクト直前の「ボールの速度」と「方向」と「回転量(回転角速度)」に対して、
「インパクトにおける
 ① スイングの速度
 ② スイングの方向
 ③ ラケット面の傾き」
という三つの要素によって決まります。
 したがって、「重いボール」も、「厚くあたる感覚」も、「エッグボールでも重いボール」も、すべて、インパクト後の「ボールの速度」と「方向」と
「回転量(トップスピン、アンダースピン)」の組み合わせで決まることになります。
(参考文献)