テニスラケットの科学(200)の補足1
:インパクトは一瞬!
:(ラケットとボールが接触している)インパクト 3/1000秒の間にボールの挙動は決まる
● プロのフラットは 2/1000秒、プロのトップスピンは 4/1000秒
:人間が感知できない時間(ボールが勝手に跳ね返る!)、
感知できるのはボールがラケットを離れた後に残る(振動や音の)残留感覚?
● トップ・スピン打撃におけるボールとの接触、ボールのつぶれ、ボールが飛び出す瞬間
・ プロ・テニスプレーヤーによるトップ・スピン打撃における
(1) ボールとの接触、
(2) ボールがつぶれた状態(接触してから 0.0025 秒後)、
(3) ボールが飛び出した瞬間(接触してから 0.0035 秒後)
・ ラケットの移動距離は4~5センチ
・ 衝突速度が大きいほど、つぶれ量が大きいほど、ボールはストリング面から短い時間(接触時間)で飛び出します。
・ つぶれ量が大きいほど、接触時間が短くなる理由は、
ボールとストリング面のバネ剛性(硬さ:面圧と称しているもの:ただし、インパクト時)が大きくなるからです。
硬いものどうしが衝突するほど、短い接触時間で反発します。