テニスラケットの科学(26)  インパクトにおけるスピン角速度および直線速度およびボールとガットの接触時間の画像解析法

手前に飛来してくるボールの撮影は画像1のように、防弾?(耐衝撃)透明装置を使って行われました。

インパクトにおけるスピン角速度(画像2)および直線速度(画像3)の解析・算出は、真横からの映像コマ写真を使っています。真横から撮影した動画のコマ写真から1コマごとのボールの回転角度、直線速度を解析・算出することができます。

インパクトにおけるボールとストリングの接触時刻、ボールが飛び出す時刻は、真後ろから撮影した映像のコマ写真から解析・算出しています。

画像1:飛来するボールの撮影のための(防弾?)透明装置

画像2:プロのトップスピン打撃におけるスピン量の解析・算出画面例:平均値と標準誤差)

画像3:プロのトップスピン打撃における打球速度(直線速度)の解析・算出画面例:平均値と標準誤差
(川副ら2009)