テニスラケットの科学(484) (備忘録)  いま,科学で わかっていること, いないこと 1995年版(1)  硬さやバランス,重量など,ラケットを特性別に徹底比較 :テニスジャーナル 1995年3月号(No.137)

 断捨離中です!  25年前(1995年)に監修・協力させていただいたテニスジャーナル掲載の記事が目に留まりました。
“ ラケット選びの秘訣2
 硬さやバランス,重量など,ラケットを特性別に徹底比較
 いま,科学で わかっていること, いないこと”
 1991年7月号~11月号(ラケットの科学),1993年8月号~1994年4月号(ラケットの科学2)で連載させていただいた記事と取材をもとにして,編集部の前島芳雄さんが,難解なインパクトの現象をよく理解してくださって,わかりやすく構成してくださいました。
“ ラケットには,硬さやバランス,重量,テンションなど,さまざまな特性がある。
 他の条件や環境をまったく同じにして,その中の1要素だけが異なる場合,実際のプレイや打球,力の使い方などはどう変化するのかを考えてみた。
 すると,それぞれの特性が持つ,ラケットに対する働きや影響が,おぼろえながら見えてきた。”
 内容は,
 重量比較:ラケットは重い方が反発が良いのは本当か
 バランス比較:もっとも反発の差がでるのはバランスの位置
 硬さの比較:硬いとテニスエルボーの原因となるのは本当か
 フェイス面積比較:面安定性が高いのは,フェイス面積が大きいタイプ
 テンション比較:テンションは反発やコントロールに影響する?
 フレーム断面形状比較:強度や空気抵抗,面安定性に優れた形状はどれ?
 グリップ形状比較:プレイスタイルによって,握りやすい形はある
 まとめとして:ラケットはどう選ぶべきか
となっています。
(追記)
 テニスジャーナル編集部の前島芳雄さんは,日本テニス学会にも所属されていて,テニス学会で発表した内容をわかりやすく紹介するという企画をしていただきました.
 私の場合は,最初は1991年に5回にわたって「ラケットの科学」という連載を始めたのですが,当時は,まだ研究を始めたばかりで,パソコンのグラフィック機能もお粗末でしたし,毎月,生データを整理して図を作成したりするのが大変でしたが,前島さんとのディスカッションはいつも楽しく,質問されたことに答えることが,私には,大変勉強になりました。
 「ラケットの科学 2001年版(3月号~6月号)」では,パソコンの機能が大幅に向上したので,原稿作成が大変楽になりました.
(参考資料)
ラケット選びの秘訣2:いま,科学で わかっていること, いないこと,
監修・協力/川副嘉彦,テニスジャーナル 1995年3月号(No.137), pp.30-42。