テニスラケットの科学(531)
:ローズウォールのテニス (オーストラリア・テニス界の全盛時代)


ローズウォールは1970年の全米オープンで「14年ぶり」2度目の優勝を飾る。
 この年はウィンブルドンでも「14年ぶり」の決勝に進出したが、3度目のチャンスでは同じオーストラリアのジョン・ニューカムに敗れた。
 全豪オープンでは1971年に「16年ぶり」3度目の優勝を果たし、1972年に大会2連覇を達成する。
 この時の全豪オープンでの37歳62日での優勝は今なお破られていないグランドスラムの最年長優勝記録となっている。
 (2017年時点)1974年、39歳を迎えてもローズウォールは世界のトップレベルを維持していた。
 ウィンブルドンと全米オープンの2大会連続で決勝に進出したが、この時は敗れた相手が今までと異なり、当時21歳の若きジミー・コナーズであった。
 20年以上にわたってトップ選手の座を維持してきたローズウォールにも年齢的な衰えが訪れ始め、それまでのオーストラリア・テニス界の全盛時代とは違う、新しい世代の台頭が始まったのである。
from wikipedia



US Open 1974 Final – Jimmy Connors (1) vs Ken Rosewall (5)
God Laver