テニスラケットの科学(92) テニス・スイングにおけるパラメトリック加速(7):ナダル選手のフォアハンド (Parametric Acceleration in Tennis Swing: R Nadal’s Forehand)

コマ写真20から21のインパクト前後において、身体はほとんど変化していないのに対して、肩を支点とする腕(スイング)がわずかに内側に入っています。
これは、スイングの旋回半径が変化して短くなり、ラケット・ヘッドが(引き付けられて)加速する(走る)ことを意味しています。
したがって、インパクトにおいてヘッド速度が最大になります。

画像:2019-0404-ナダルNadalのパラメトリック加速2-kawazoe
(テニス雑誌スマッシュ2019年4月号コマ写真の一部を引用して編集-kawazoe)

テニスラケットの科学(92)の補足(2020/4/4)➡