固有振動数を示すピーク値が、実験値と理論値が良く一致しています。

　図は、ストリング面の打点４３を打撃したときの加速度計の位置の伝達関数測定例です。

　打撃力に対するラケットフレームや手首関節への振動の伝達関数を測定します。

　これらの実験により、重心（バランス値）、3軸方向の慣性モーメント、さらに打点に換算した重量、スイングウェイトなどが求まります。

　荷重試験により、荷重に対するボール、ストリング面、ボールとストリング面複合系の剛性（面圧）特性を測定します。

（張り上がり）テンションを25ポンド、４５ポンド、６５ポンドの3種類に変えて、衝突速度を１５m/秒～４５m/秒まで変えて、ボールとストリングの反発係数を測定した例です。 　平均値と標準誤差を考えると、テンションは反発係数 […]

　(a)は、ラケットの動的（振動）特性を同定するための実験モード解析におけるハンマリング（打撃）位置の例を示します。 　(b)は、反発力係数、打球速度などを予測するためのストリング面上のインパクト位置の例を示します。