テニスラケットの科学(28) プロとアマのプレーヤーのトップ・スピン実測例
動画は、プロとアマのプレーヤーのトップ・スピン打撃を紹介しています。
図は、プロとアマチュア・プレーヤーがトップ・スピン打撃した場合のスピン回転速度、打球速度、ボールとラケットの接触時間です。
ガットは新品です。
この実験では、プロの打撃では、アマチュアの打撃に比べて、スピン量は 60 %、打球速度は 4 %(ほとんど同じ)、接触時間は 33 % 大きな値を示しています。
打球速度にほとんど違いが見られないのは、プロのスピンの割合が大きいからです。
打球の総エネルギは、打球速度とスピンのエネルギの和になります。
1-動画:プロとアマのプレーヤーのトップ・スピン打撃–NHK映像
*“テニスを科学する アインシュタインの眼”NHK BS hi,2008年2月26日,22:00~22:44
2-画像-プロとアマチュア・プレーヤーがトップ・スピン打撃した場合のスピン回転速度、打球速度、ボールとラケットの接触時間の実測例(平均値と標準誤差)。ガットは新品。(川副研)