テニスラケットの科学(576)
:スピン量と打球速度はインパクト(1000分の3~5秒)で決まる②
:打球速度とスピンが生まれるインパクトの原理
:ベクトル図(大きさと方向)による解説

● インパクト図の説明
・ 飛来するボール速度にマイナスの符号がついているのは、打球方向と逆方向だからです。
・ ラケットヘッドが速度を持っているので、ヘッド速度とボール速度を足した値が衝突速度になります。
・ ボールとラケットの衝突において、ラケット面上の打球位置、斜め衝突におけるラケット面の角度によって、打球速度(ボールの飛び)は変わります。
・ 正面衝突の場合、反発力係数の値は、どのラケットも、ラケット面の打球位置により、0.2~0.6程度、スイートスポット(ラケット面のほぼ中心)では、0.4程度です。
・ スピン量が増大するほど、反発速度の割合は小さくなり、打球方向のボール速度は低減します。
  (ボールとラケット面の衝突における入射角、反射角の関係が変わります。)
・ ボールとラケット面が正面衝突し、スイング速度と打球方向が一致する場合は、打球速度は最大、スピンはゼロですが、ボールはコート内に入らないでしょう!

● プレーにおけるインパクト(スロー映像)
・映像1:

・映像2:

・映像3:

・映像4:インパクト前後の打球速度とスピン挙動