テニスラケットの科学(886):
(備忘録:解説記事 2003年)
テニスラケットの素材・構造と性能*(その8)
4.ラケットの素材・構造と性能
4.1 木製ラケットから複合材ラケットへ
*川副嘉彦,テニスラケットの素材・構造と性能,バイオメカニクス研究(日本バイオメカニクス学会誌),(特集:素材とスポーツ)、第7巻2号,(2003), pp. 136-151.
(続き)
4.ラケットの素材・構造と性能
4.1 木製ラケットから複合材ラケットへ
図18は,木製ラケット(図1(a),WILSON製)と標準的な軽量・高剛性・複合材ラケットEOS100(図1(c))の反発係数erの予測値である.
反発係数erは玉離れの良さに相当する.
図19は反発力係数 e,
図20はラケット・ヘッド速度,
図21はボールの飛びを示す.
横軸はラケット面中心から長手軸方向打点までの距離を示す.
複合材ラケットは面先端での反発係数erが著しく向上している.
反発力係数 e は向上していない.
打球速度VB = e・VBo + ( 1 + e ) ・ VRo だから,ラケット・ヘッド速度VRo の増大により軽量・高剛性ラケットの打球は速くなっている.
:図18 木製(WILSON製)と軽量・高剛性 EOS100の反発係数er(横軸はラケット面の長手方向の打点位置)
:図19 木製(WILSON製)と軽量・高剛性 EOS100の反発力係数 e: ラケットが静止していると見なしたときの(ボールの跳ね返り速度)/(ボールの入射速度)
(横軸はラケット面の長手方向の打点位置)
:図20 木製 WILSONと軽量・高剛性 EOS100のラケットヘッド速度V Ro
:図21 木製 WILSONと軽量・高剛性 EOS100(図22(b))のボールの飛びVB (グランドストローク)
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(引用文献)
・川副嘉彦,テニスラケットの素材・構造と性能,バイオメカニクス研究(日本バイオメカニクス学会誌),(特集:素材とスポーツ)、第7巻2号,(2003), pp.136-151.
https://kawazoe-lab.com/research/tenisutakettonosozai/
(続く)
