2021年10月12日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(235):スピンとストリング(33) :ストリング表面とスピンの関係 :ストリング素材はツルツルで滑りやすいほどスピンがかかる 1987年(邦訳2009年)に発行されたHoward Brodyの著書以来、 「ストリング素材の摩擦が大きいほどスピンがかかる、テンションが強い(高い)ほどスピンがかかる」 というのが従来の仮説でした (その仮説がい […]
2021年10月12日 / 最終更新日時 : 2023年5月2日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(234):スピンとストリング(32) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :(張り上がり)面圧と(インパクトにおける)面圧―まとめ ストリングの「テンション(張り上がり)」と「いわゆる面圧」(物理的には、ストリング面の硬さ、ストリング面剛性、ストリング面バネ剛性の意味)の関係について、多くのご質問をいただいていますので、まとめさせていただきます。 […]
2021年10月12日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(233):スピンとストリング(31) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :ストリング反発係数の寿命 図1は、ストリングの反発係数(COR)の寿命に関するR Crossら(2010)の実験結果をグラフ化したものです。 ストリング素材は、ナイロン1:Wilson NXT、 ナイロン2:Tec fiber NGR2、 4年ナ […]
2021年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(232):スピンとストリング(30) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力分布の影響(1本張りと2本張りの張力分布の違いの影響)―その7(ボールがストリング面の中心に衝突したときのグリップ部に伝わる衝撃・振動と成分分析) 図は、宙づリラケッ トに ボールが30m/秒でストリング面中心に衝突したときにラケット・グリップ部 (グリップ端から70 mm)に伝わる衝撃・振動の予測波形です。 ボールの衝突位置はストリング面中心です。 図の上か […]
2021年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(231):スピンとストリング(29) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力分布の影響(1本張りと2本張りの張力分布の違いの影響)―その6(ボールがストリング面の根元に衝突したときの振動モード成分の大きさ) 図は,ボールが宙づリラケ ッ トに速度 30 m/秒でストリング面の根元(右図の〇印)に衝突したときのラケッ トの初期・振動加速度振幅(大きさ)を各モード成分ごとに表示したものです。 1本張りの場合と2本張りの場合を […]
2021年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(230):スピンとストリング(28) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力(テンション)分布の影響(1本張りと2本張りの張力(テンション)分布の違いの影響)―その5(ボールがストリング面の先端に衝突したときの振動モード成分の大きさ) 図は,ボ ールが宙づリラケ ッ トに速度 30 m/秒でストリング面の先端(右図の〇印)に衝突したときのラケッ トの初期・振動加速度振幅(大きさ)を各モード成分ごとに表示したものです。 1本張りの場合と2本張りの場合 […]
2021年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(229):スピンとストリング(27) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力分布の影響(1本張りと2本張りの張力分布の違いの影響)―その4(1本張りラケットと2本張りラケットの振動モード) 図は、実験モー ド解析により求めた振動モー ドです。 ボールとラケットが衝突したときには、接触時間が非常に短いので、静的な(ゆっくり作用する)力ではなく衝撃的な力(インパルス)だから、ラケットのフレームは、テニス記事 […]
2021年10月11日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(228):スピンとストリング(26) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力分布の影響(1本張りと2本張りの張力分布の違いの影響)―その3 図は、ストリング張り上がり直後のテンション分布と24時間経過後のテンション分布を比較しています。 全体的にテンションが低くなっています。 (参考文献) 川副嘉彦・桜井匠・一木公央,日本機械学会ジョイント・シンポジウム1 […]
2021年10月10日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(227):スピンとストリング(25) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力分布の影響(1本張りと2本張りの張力分布の違いの影響)―その2 テレビのテニス実況において、アナウンサーや解説者が、プロの選手が試合の途中で、ストリング・テンションをわずか2,3ポンド変えただけで、「緩く張るとボールがよく飛びます、硬く張ると飛ばなくなります!」と最近では既成事実の […]
2021年10月9日 / 最終更新日時 : 2024年3月26日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(226):スピンとストリング(24) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :講演論文(1999年)紹介 :テニスラケットのフレーム振動におよばすストリングスの張り方・張力分布の影響(1本張りと2本張りの張力分布の違いの影響)―その1