2021年10月9日 / 最終更新日時 : 2023年5月2日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(225):スピンとストリング(23) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :テンションを変えてもボールとストリングの反発係数が変わらないのはなぜか? (その3:まとめ) 図に示すように,ストリングを張るときのテンションの高低は,同一のストリングスをあらかじめ強めに張るか弱めに張るかという初張力(張り上がりテンション)の違いであり,衝突速度 20 m/s 以上の現実的なインパクトでは,変 […]
2021年10月9日 / 最終更新日時 : 2024年9月14日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(224):スピンとストリング(22) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション:ストリング・テンションを30ポンド~70ポンドまで変えたときのサービス速度(打球速度)の実測値 (試行者は神和住純・元デ杯選手) ・図は、ストリング・テンションを30ポンド~70ポンドまで変えて、各テンションで5回、サービスを試行したときのサービスの速度の測定値(試行者は神和住純・元デ杯選手、2006)をグラフ化したものです。 サービス速度(打球 […]
2021年10月9日 / 最終更新日時 : 2024年9月14日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(223):スピンとストリング(21) :プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション:ストリング・テンションと反発力係数(ラケットの反発性能) 図は、ラケットのグリップ端から75mmを固定してボールを衝突させたときのボール・ラケットの反発力係数(ラケットの反発性能) e = Vout / Vin (=ボールの跳ね返り速度/入射速度)とストリング・テンションの関 […]
2021年10月8日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(222):スピンとストリング(20) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :ボールとストリング面の反発係数(COR)の測定システム 写真は、共同研究者であるミラノ工科大学のCasolo, F.教授の研究室で開発された実験装置です。 超高速度のインパクト(衝突速度)まで測定できる当時では他にない本格的な実験装置です。 (ミラノ工科大学・Casolo […]
2021年10月8日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(221):スピンとストリング(19) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :ボールとストリング面の反発係数(テンションの影響)の実測値例(3) ・ボールとストリング面の反発係数(COR) =(ボールの跳ね返り速度)/(ボールの入射速度) ボールとストリング面の反発係数におよぼすストリング・テンションの影響を調べたものです. 横軸は衝突速度、縦軸はボールとスト […]
2021年10月8日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(220):スピンとストリング(18) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :ボールとストリング面の反発係数(テンションの影響)の実測値例(2) ラケットヘッドを壁に固定して動かないようにして,ストリング面にボールをぶつけたときのボールの反発係数:縦軸は,「(ボールの跳ね返り速度)/(ボールの入射速度(衝突直前の速度)),横軸は「ボール入射速度」です. 縦軸の […]
2021年10月8日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(219):スピンとストリング(17) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション :各種ストリング素材のテンションと反発係数実測値の例 (52ポンドと62ポンドの比較) 図は、各種ストリング素材について、(張り上がり)テンションと反発係数の関係を実測したものです。Rod Crossら(2010)の論文にあるデータの平均値を川副がグラフ化したものです。マシンから発射するボールの衝突角度は […]
2021年10月6日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(218):スピンとストリング(16) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション : ラケット面中心から大きく外れた位置でボールを打ったときのラケットの振動とテンション (45ポンドと55ポンドの比較例:シミュレーション) 図1は、(張り上がり)ストリング・テンションが異なるラケットの先端打撃における応答振幅シミュレーションです。 (ラケットは、質量366g(ストリング含む)、全長685mm、重心位置はグリップ端から325mm、衝突速度3 […]
2021年10月6日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(217):スピンとストリング(15) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション : ボールが30m/秒(時速108キロ)で衝突したときのミッドサイズ・ラケット3種の振動と打点位置(参考までに) 図1の左図は、ラケットの振動モードの例です。 ラケットは、インパクトの衝撃によって、固有の振動数と形(モード)の振動を発生します。そのうちのもっとも基本的なものが左のような形を見せる「2節曲げ振動」であり、衝突速度が […]
2021年10月6日 / 最終更新日時 : 2021年10月16日 fytsshin ストリングの性能 テニスラケットの科学(216):スピンとストリング(14) : プロのストリンガーも誤解しているストリング・テンション : ラケット面の中心付近でボールを打ったときのグリップの加速度(力に比例)波形 (テンション35ポンドと60ポンドの比較例) ・上級プレイヤーが実際に面の中心でボールを打ったとき、ストリング・テンションにより、グリップ部に伝わる衝撃振動に差が見られるか調べたもの(フォアハンド・ストローク実測値、日本テニス研究会)。 (a)は35ポンド、(b) […]